Voice

ひとり

学校も施設も家族の家も、どこにも自分が安心できる場所はなかった。
でも、ピアノを弾いてる時。屋上でボーッとしている時。1人部屋を与えられて自分だけの空間で過ごした時。
「先生、声かけてきてくれないかな?」とか期待したりもした。
でも
私はひとりが居心地がいい。
人に期待する事をやめたらラクになった。
なのに、また大切な人ができてしまった。
だから、また私は壊れてしまった。
でも、死ぬのは悔しい。
2F
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