インタビュー＆座談会集

そうよね～。それはそうです。あるなあ。時々やっぱり。
どうしていますかも何も、今でも思い出してしまうほどつらいことがあったっていう事実は、一生なくならないと思う。
脳みそがある限り逃げられない。
忘れはしない。この忘れることの難しさは、わからない人にはわからないことかもしれないですね。

思い出さずにいることは無理っていうのをまず受け入れるしか方法はないけど、 少しでも自衛することで、くらうダメージを減らすことはできると思う。
思いだす回数をいかに減らすか、思い出さない時間をいかに長くするかだと思います。
好きなことをやるとか、他に考えることを多くしていると、他に時間が割かれるから、つらい過去を思い出す回数や時間が減らせるかなという意識でいます。

だけど、思い出してしまうきっかけについては、なるべくそれ（きっかけ）を避けられたらいいけど、誰かの発言とか会話、映像とか、防ぎようがない時がありますよね。
もうその時はしょうがない。一生つきあっていかないといけない。
「受け入れる」、よしわかったみたいな感じで。実際は難しいけど。
いかに楽しい時間を増やすかで、気もち的に赤字(マイナス)にならない、いかに黒字(プラス)にするかという意識でいます。

黒字(プラス)が増える考え方をするのも大切だと思います。
そうしていると、つらいことが小さくなってきたりします。
自分がこの人生だったから、出会えた人とか経験とか、恩恵もある。
ラッキーと思うことで、心のなかでバランスをとっているのかも。