戦略的に「黙る」

「自分の生い立ち」について悩んでいるとの声を耳にします。就活の面接で生い立ちについて質問されることをおそれているかもしれませんが、これら質問は禁じられています（職業安定法第五条の五）。とはいえ、言葉巧みに聞き出そうとしてくるケースもあることも事実です。私は経験したことがありませんが、就活以外の場面で質問されることもあるでしょう。

生い立ちに関する質問には必ずしも回答する必要はなく、この際に有効なのは「黙る」、あるいは「嘘にならない範囲で回答する」という処世術です。どう対応すべきかは、経験豊富な施設職員や社会人として活躍されている先輩達から情報を集めるといいでしょう。事前に準備しておけば、動揺することはありません。